シャルピー衝撃試験

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シャルピー衝撃試験

試験方法


試験片の両端を支持し、試験片の中心(ノッチの反対側)をハンマーで打撃させる方法。振子式のハンマーで衝撃を与え、ぶつかった後のハンマーの振り上がり角度から衝撃の強さを計測します。

規格

・EN10045
・ASTM E23-00a
・GAB/T 229

シャルピー衝撃試験

試験動画

同じ材料でも強度が変わる?

樹脂材料を金型に入れて射出成型を行ったとき、繊維が並んで配向という現象を起こします(図1)。図のようにサンプルA・Bをとったとき、それぞれ衝撃を加える方向によって強度が異なります。
x軸方向の衝撃には強かったが、y軸方向では壊れてしまったという現象が起こるのはこの配向が原因です。サンプルによって強度が変わってくるので、5パターンほどのサンプルを採り、正確な強度を測ることが推奨されます。

シャルピー衝撃試験

図.1